ハフマン符号(読み)はふまんふごう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハフマン符号」の解説

ハフマン符号

David A. Huffmanによって開発された符号で、特許問題がないため、LZH形式JPEG形式といった多く圧縮ファイルの基本技術として利用されている。ハフマン符号では、出現率の高いデータに短い符号を、出現率の低いデータに長い符号を割り当てることで、データの効率化を行う。

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世界大百科事典(旧版)内のハフマン符号の言及

【情報量】より

…情報を物理量と同様に定量的に捉えることができることに気づいたのは比較的最近のことであり,この認識が今日の情報化社会を支える基礎技術の根幹をなしているといっても過言ではない。情報量とは,数学的に定義された情報源モデルから生成されるデータの本質的部分を(工学的立場から)定量化したもので,情報に対してわれわれが抱いている直感的な性格を反映しており,情報機器の設計にとって大きな指針を与える概念である。
[テキストのディジタル化]
 二つの状態をとりうる物理素子は1ビットの記憶素子として利用することができる。…

※「ハフマン符号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」