ヘリトリゴケ(縁取苔)(読み)ヘリトリゴケ(英語表記)Lecidea albocoerulescens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘリトリゴケ(縁取苔)」の意味・わかりやすい解説

ヘリトリゴケ(縁取苔)
ヘリトリゴケ
Lecidea albocoerulescens

ヘリトリゴケ科の葉状地衣類地衣体膜状で岩上に密着している。表面灰白色または淡青緑色。なめらかで髄層は白く,緑藻類ゴニジアを含んでいる。直径 0.5~1mmの無柄,皿形の子器多数点在する。同属のものは 500種以上もある。日本,朝鮮半島中国ヨーロッパ北アメリカにかけて広く分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android