上八軒(読み)うえはちけん

精選版 日本国語大辞典 「上八軒」の意味・読み・例文・類語

うえはちけん うへハチケン【上八軒】

近世京都にあった私娼街の一つ四条通の南、若宮通両側の藪下町あたりにあったもの。初め八軒の娼家があった。
浮世草子好色一代女(1686)二「上八軒(ウヘはちケン)の茶屋あそびの諸分(しょわけ)ならではしらずや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android