天元五年(九八二)成立の「池亭記」には「東京四条以北、乾艮二方、人人無貴賤、多所群聚也、高家比門連堂」と、平安時代後期には本通りを境として以北には貴賤を限らず人家の密集した状況が記されている。またその頃になると、平安京の官設市場である東西市も衰退し、代わって
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
京都市街地の中央を東西に通ずる街路の一つ。東は祇園八坂(ぎおんやさか)神社前から西は桂(かつら)川までの約8キロメートルで、平安京の四条大路にほぼ該当する。1912年(明治45)の道路拡張によって京都市の中心街となり、とくに南北に走る河原町通が交わる四条河原町は、高島屋などのデパートや商店、飲食店が集中し、新京極、祇園にも近く、京都市の代表的な繁華街をなしている。烏丸(からすま)通と交わる四条烏丸付近は銀行などが集まる。室町(むろまち)通と交わる室町四条付近が、室町時代から町衆によって繁栄したことは、現在も祇園祭の山鉾(やまぼこ)がここを中心に配されることからもうかがえる。西院から四条河原町まで、地下に阪急京都線が走る。
[織田武雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新