仕初・為初(読み)しぞめ

精選版 日本国語大辞典 「仕初・為初」の意味・読み・例文・類語

し‐ぞめ【仕初・為初】

〘名〙
① はじめてすること。
江戸時代歌舞伎劇場で、元旦から三日間行なった行事。翁渡し、巻触れ、子役の踊り初めなどの後、列座一同で吉例手打ちをするもの。
※絵本戯場年中鑑(1803)上「扨仕初と仕り升して子役の花踊御覧に入れ升、と口上の内に」
③ 仕事はじめ。

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