吉例(読み)キツレイ

精選版 日本国語大辞典 「吉例」の意味・読み・例文・類語

きち‐れい【吉例】

  1. 〘 名詞 〙 以前からずっと引き続いて行なわれている、めでたいしきたり。よい先例。きつれい。
    1. [初出の実例]「遠尋吉例、有此興歟」(出典中右記‐寛治八年(1094)四月一四日)
    2. 「去月十二日の合戦も、其の方より勝ったりしかば、吉例(レイ)也とて」(出典:太平記(14C後)八)

きつ‐れい【吉例】

  1. 〘 名詞 〙きちれい(吉例)
    1. [初出の実例]「吉例 キツレイ」(出典:運歩色葉集(1548))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む