仗議(読み)ジョウギ

デジタル大辞泉 「仗議」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ぎ〔ヂヤウ‐〕【×仗議/×仗儀】

内裏陣の座公卿が集まって行った、政務についての評議。陣のさだめ陣定じんじょう陣議
「この二人―のありけるを立ち聞きて」〈愚管抄・四〉

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改訂新版 世界大百科事典 「仗議」の意味・わかりやすい解説

仗議 (じょうぎ)

陣定(じんのさだめ)

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世界大百科事典(旧版)内の仗議の言及

【陣定】より

…左近衛または右近衛の陣座(じんのざ)における公卿の議定。陣議,仗議ともいった。平安時代に入って,内裏の天皇の御座所に公卿が会して行う御前定,清涼殿の殿上間における殿上定など,公卿の議定が盛んになったが,とくに平安中期以降,陣定は恒常的な公卿の議定として定着し,《御堂関白記》によると,平均して月に2,3回行われている。…

【陣定】より

…左近衛または右近衛の陣座(じんのざ)における公卿の議定。陣議,仗議ともいった。平安時代に入って,内裏の天皇の御座所に公卿が会して行う御前定,清涼殿の殿上間における殿上定など,公卿の議定が盛んになったが,とくに平安中期以降,陣定は恒常的な公卿の議定として定着し,《御堂関白記》によると,平均して月に2,3回行われている。…

※「仗議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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