デジタル大辞泉
「側腹」の意味・読み・例文・類語
そば‐はら【▽側腹】
1 横腹。わきばら。
「宮の左の御―に矢一筋たちければ」〈平家・四〉
2 《「そばばら」とも》妾から生まれること。また、その人。めかけばら。〈日葡〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
そば‐はら【側腹】
〘名〙
※平家(13C前)四「宮の左の御そば腹に矢一すぢたちければ」
② (「そばばら」とも) 妾(めかけ)の腹に生まれること。また、その人。めかけばら。妾腹(しょうふく)。脇腹。
※漢書列伝綿景抄(1467頃)「博恵公王は
高祖の
適子ぞ。そは腹ぢゃほどに不
二即位一ぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報