傾城柄(読み)ケイセイヅカ

デジタル大辞泉 「傾城柄」の意味・読み・例文・類語

けいせい‐づか【傾柄】

(「傾城柄を握る」などの形で)遊女遊びに通暁していること。
「此の男も―を握ったなれのはてぢゃ」〈伎・仏の原

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「傾城柄」の意味・読み・例文・類語

けいせい‐づか【傾城柄】

〘名〙 (「傾城柄を握る」の形で用いて) 傾城買いの権威となること。遊里に関する通人としてはばをきかすこと。
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)序「むかしも今も後の世も、けいせいづか・野良づか、唯一筋ににぎらんと」

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