典医(読み)テンイ

デジタル大辞泉 「典医」の意味・読み・例文・類語

てん‐い【典医】

御殿医ごてんい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「典医」の意味・読み・例文・類語

てん‐い【典医】

〘名〙
① (「典」はつかさどる意) 医薬をつかさどる者。医薬の事をもって仕える者。
阿部一族(1913)〈森鴎外〉「典医(テンイ)の方剤も功を奏せず」
② 明治二年(一八六九)七月宮内省に置かれた医官奏任官で大中小の三等があり、同四年八月一〇日大と中とを勅任とし、その下に侍医を置いた。同八年一月二〇日廃止。
③ 李王職の職員。診候・調薬および衛生の事をつかさどる奏任官。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android