医薬(読み)イヤク

精選版 日本国語大辞典 「医薬」の意味・読み・例文・類語

い‐やく【医薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 病気の治療に用いる薬。また、薬で病気をなおすこと。
    1. [初出の実例]「越後国言疫、給医薬之」(出典:続日本紀‐文武二年(698)三月丁卯)
    2. 「さて医薬の道は神皇産霊(かみむすび)大神より初まり」(出典:志都の岩屋講本(1811)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐李斯伝〕
  3. 医術と薬品。治療と調剤。「医薬分業

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「医薬」の読み・字形・画数・意味

【医薬】いやく

治療の薬。〔史記、倉公伝〕(倉公)、少時よりを喜(この)む。方、之れを試みるに、驗あらざる多し。

字通「医」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android