刈穂(読み)かりほ

精選版 日本国語大辞典 「刈穂」の意味・読み・例文・類語

かり‐ほ【刈穂】

〘名〙 刈り取った稲の穂。
※江帥集(1111頃)「足引のいたくら山の峰までに積めるかりほを見るがうれしさ」

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「刈穂」の解説

かりほ【刈穂】

秋田の日本酒。酒名は「後撰和歌集」の天智天皇の歌「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ」に由来。厳寒期に長期低温発酵で醸造する。純米大吟醸酒、大吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒などをそろえる。平成2、3、12、14~16、19、21、25、26年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は秋田酒こまち、美山錦、山田錦など。仕込み水は奥羽山系の伏流水蔵元の「秋田清酒」は慶応元年(1865)創業。「刈穂蔵」(大仙市神宮寺)と「出羽鶴蔵」(大仙市南外)の2つの醸造蔵をもつ。所在地は大仙市戸地谷字天ヶ沢。

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デジタル大辞泉プラス 「刈穂」の解説

刈穂

秋田県、刈穂(かりほ)酒造株式会社の製造する日本酒。吟醸酒・活性純米酒の「六舟」、大吟醸耕雲」、純米大吟醸酒「銀千樹」などがある。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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