北塩原[村](読み)きたしおばら

百科事典マイペディア 「北塩原[村]」の意味・わかりやすい解説

北塩原[村]【きたしおばら】

福島県北部,会津盆地北東端から磐梯山北麓,吾妻山南西にかけて広がる耶麻郡の村。1888年の磐梯山噴火に伴って長瀬川をはじめ多くの河川がせき止められ,多数の湖沼群が形成された。これら地域は戦後裏磐梯〉と称されて急速に観光開発が進み,キャンプ場やリゾートホテル,温泉施設,散策路が整備されている。また,スキー場も開設され一年を通じて観光客でにぎわう。せき止め湖沼群の中で最大の檜原(ひばら)湖は,無雪期には遊覧船も運航される。これら観光地を国道459号や,〈磐梯山ゴールドライン〉,〈磐梯吾妻レークライン〉などの観光道路が結んでいる。234.08km2。3185人(2010)。

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