口を添える(読み)クチヲソエル

デジタル大辞泉 「口を添える」の意味・読み・例文・類語

くち・える

人が頼みごとなどをするときに、間に立って言葉を加えてとりなす。口添えをする。「友人が―・えてくれたので話がうまくまとまった」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口を添える」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 添(そ)える

① ちょっとひと口飲む。付(つけ)ざしをする場合などにいう。
※俳諧・宗因七百韵(1677)「請出して君をみんとは思ひきや〈定祐〉 口添てやるさか月の影〈素玄〉」
② 人の言うことなどに、はたから助成の言葉を加えてとりなす。口添えをする。
人情本・閑情末摘花(1839‐41)二「清鶴は猶急立ていふほどに、お沢も側から口を添え」

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