吉原昭夫(読み)よしはら あきお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉原昭夫」の解説

吉原昭夫 よしはら-あきお

1927-1998 昭和後期-平成時代の工芸家
昭和2年5月1日生まれ。昭和26年日光社寺文化財保存会の彩色助手となる。吉田悟堂の内弟子となり,東照宮,二荒山神社などの彩色修復や彫刻復元にあたる。36年漆彩色主任技師。54年モンゴルのラマ教寺院の彩色復元を指導。平成3年吉川英治文化賞。6年文化庁の選定保存技術保持者となる。平成10年12月31日死去。71歳。栃木県出身。号は北宰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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