喧喧(読み)ケンケン

デジタル大辞泉 「喧喧」の意味・読み・例文・類語

けん‐けん【××喧】

[ト・タル][文][形動タリ]やかましいさま。がやがやして騒がしいさま。
池蛙ちあ―として」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「喧喧」の意味・読み・例文・類語

けん‐けん【喧喧】

〘形動タリ〙 騒々しいさま。やかましい様子。
菅家文草(900頃)六・北堂文選竟宴、各詠史、得乗月弄潺湲「此時玩斯集、如世喧喧
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三七「池蛙(ちあ)喧喧(ケンケン)として」 〔玄宗‐春台望詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「喧喧」の読み・字形・画数・意味

【喧喧】けんけん

やかましい。唐・白居易〔買花〕詩 、春れんと欲し 喧喧として、車馬度(わた)る 共に(い)ふ、牡丹の時 相ひ隨ひてを買ひ去ると

字通「喧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報