嚶鳴(読み)オウメイ

デジタル大辞泉 「嚶鳴」の意味・読み・例文・類語

おう‐めい〔アウ‐〕【×嚶鳴】

《「詩経小雅伐木の「嚶として其れ鳴くは其の友を求むる声」から》
鳥が仲よく鳴き交わしたり、友人を求めて鳴いたりすること。また、その声。
友人同士が仲よく語り合うこと。

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精選版 日本国語大辞典 「嚶鳴」の意味・読み・例文・類語

おう‐めい アウ‥【嚶鳴】

〘名〙 (「詩経‐小雅・伐木」の「嚶其鳴矣、求其友声」から) 鳥が仲良く鳴き交わしたり、友を求めて鳴いたりすること。また、その声。転じて、友人同士が仲良く語り合うこと。
※本朝文粋(1060頃)一一・鳥声韻管絃詩序〈菅原文時〉「敢託嚶鳴。聊献狂瞽

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普及版 字通 「嚶鳴」の読み・字形・画数・意味

【嚶鳴】おう(あう)めい

鳥が鳴く。梁・劉峻〔広絶交論〕故に(いんうん)相ひ感じ、霧涌き雲す。嚶鳴相ひ召し、星のごとくれ、電(いなづま)のごとく激す。

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