四脚門(読み)シキャクモン

デジタル大辞泉 「四脚門」の意味・読み・例文・類語

しきゃく‐もん【四脚門】

よつあしもん

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精選版 日本国語大辞典 「四脚門」の意味・読み・例文・類語

しきゃく‐もん【四脚門】

〘名〙 二本主柱前後にそれぞれ二本の副柱がある形式の門。副柱が四本あるのでいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四脚門」の意味・わかりやすい解説

四脚門
しきゃくもん

四足門 (よつあしもん) ともいう。2本の本柱の前後に2本ずつ計4本の柱があるのでこの名がある。普通は切妻造であるが近世になると入母屋造のものも造られた。住宅の門としては高級なもの。社寺では八脚門に次ぐ。

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世界大百科事典(旧版)内の四脚門の言及

【門】より

…また絵巻で見ると,一方に庇(ひさし)をつけたものがあり,清水寺西門は正面に向拝(ごはい)を設けている。 正面1間,側面2間の門は,側柱が4本あるので〈四足(よつあし)門〉〈四脚(しきやく)門〉(図4)と呼ばれ,社寺に最も広く用いられ,邸宅では,とくに身分の高い人の家に用いられた。八脚門までは柱はすべて円柱であるが,四脚門は本柱を円柱に,側柱を角にする。…

※「四脚門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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