四足門(読み)シソクモン

デジタル大辞泉 「四足門」の意味・読み・例文・類語

しそく‐もん【四足門】

よつあしもん」に同じ。

よつあし‐もん【四足門/四脚門】

2本の親柱前後にそれぞれ2本、計4本の控え柱を設けた門。ふつう切妻破風造りの屋根をのせる。しきゃくもん。

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精選版 日本国語大辞典 「四足門」の意味・読み・例文・類語

よつあし‐もん【四足門】

  1. 〘 名詞 〙よつあし(四足)の門
    1. [初出の実例]「相次改板門屋、造四足」(出典小右記‐長保元年(999)一〇月一二日)

しそく‐もん【四足門】

  1. 〘 名詞 〙しきゃくもん(四脚門)

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世界大百科事典(旧版)内の四足門の言及

【門】より

…また絵巻で見ると,一方に庇(ひさし)をつけたものがあり,清水寺西門は正面に向拝(ごはい)を設けている。 正面1間,側面2間の門は,側柱が4本あるので〈四足(よつあし)門〉〈四脚(しきやく)門〉(図4)と呼ばれ,社寺に最も広く用いられ,邸宅では,とくに身分の高い人の家に用いられた。八脚門までは柱はすべて円柱であるが,四脚門は本柱を円柱に,側柱を角にする。…

※「四足門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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