城ノ口 みゑ(読み)ジョウノグチ ミエ

20世紀日本人名事典 「城ノ口 みゑ」の解説

城ノ口 みゑ
ジョウノグチ ミエ

昭和・平成期の染織家



生年
大正6(1917)年1月2日

没年
平成15(2003)年1月16日

出生地
三重県

学歴〔年〕
白子家政女学校卒

主な受賞名〔年〕
東海テレビ文化賞(第27回)〔平成6年〕

経歴
着物の生地から柄を染めるため、柿の渋で加工した型紙紋様を彫り付ける伊勢型紙職人。精巧な紋様が彫られた型紙を使って生地を染色する際、型紙がずれないように補強する“糸入れ”の技術を母・城ノ口すえから学ぶ。この技術のただ一人の伝承者として昭和30年人間国宝に。38年鈴鹿市の伊勢型紙伝承者養成事業講師となる。作品に「糸入れ 養老」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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