大姦は忠に似たり(読み)タイカンハチュウニニタリ

デジタル大辞泉 「大姦は忠に似たり」の意味・読み・例文・類語

大姦たいかんちゅうたり

《「宋史」呂誨伝から》大悪人は、巧みに自分本性を包み隠して、主君の気に入るように勤めるから、まるで忠臣のように見える。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大姦は忠に似たり」の意味・読み・例文・類語

たいかん【大姦】 は 忠(ちゅう)に似(に)たり

悪人でも大物になると、自分の本性をまったく隠して、主君にへつらって気に入られるように努めるから、一見忠臣のように見える。中国、宋代、呂誨(りょかい)王安石を評したことば。〔宋史‐呂誨伝〕

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