デジタル大辞泉
「大物」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おお‐ものおほ‥【大物】
- 〘 名詞 〙
- ① 大きなもの。⇔小物。
- [初出の実例]「大物をひくには、えいさといへり」(出典:名語記(1275)五)
- ② 特に、釣りなどで大きな獲物。
- [初出の実例]「何かかかったと思ったら何もかからない〈略〉『今のは慥かに大ものに違なかったんですが』」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉五)
- ③ その分野で大きな勢力や能力などを有している人物。また、並々でない大人物。⇔小物。
- [初出の実例]「大者も同心なるべし」(出典:名語記(1275)三)
- ④ 杉原紙の一種。縦一尺一寸(約三三・三センチメートル)、横一尺五寸(約四五・五センチメートル)のもの。
たい‐ぶつ【大物】
- 〘 名詞 〙 大きいもの。おおもの。
- [初出の実例]「此やうな小盃では、少し、くすぐったいやうじゃ。例の大物(タイブツ)を大物(タイブツ)を」(出典:洒落本・遊子方言(1770)発端)
- [その他の文献]〔荘子‐在宥〕
だい‐もつ【大物】
- 〘 名詞 〙 木材・石材などの大きなもの。だいもち。だいぶつ。
- [初出の実例]「若干の大物共落ち重りける間」(出典:太平記(14C後)二七)
- 「糸で大物(ダイモツ)引出す類」(出典:随筆・それぞれ草(1715)下)
だい‐もち【大物】
- 〘 名詞 〙 =だいもつ(大物)
- [初出の実例]「ひゃうし大せつのこと、だいもちのとき見ゆ」(出典:申楽談儀(1430)拍子の事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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大物
だいもつ
兵庫県南東部、尼崎市(あまがさきし)の一地区。神崎(かんざき)川の支流佐門殿(さもんど)川の河口西岸に位置する。鎌倉時代には河港であり、1185年(文治1)兄源頼朝(よりとも)に追われた義経(よしつね)がここから逃れたといい、『平家物語(判官(ほうがん)都落)』には「大物の浦より船にて下られけるが……」とある。その後デルタが発達し、現在は市街地化した。阪神電鉄本線大物駅があり、西大阪線を分岐する。
[藤岡ひろ子]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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大物
数字にすればおそらく50cm以上のサイズを持つ大型魚や海洋哺乳類がこれに当たるのだろうが、たとえばナポレオンを大物ととらえるかどうかなど、定義は人それぞれ。間違いのないところとしては、そうどこででも、簡単に会えるというわけではない大きな生物-イソ マグロ、ハンマーヘッドなどの大型のサメ、タマカイ(巨大ハタ)、マンタ、マンボウなどといったことになるだろう。バラクーダのような大型魚の“大群”を 大物と考えている人も少なくないようだ。ちなみにジンベイザメやクジラといった滅多やたらには見られないものには“超”を付けることが多い。
出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の大物の言及
【尼崎[市]】より
…尼崎城は明治維新の際に取りこわされ,付近は官庁・学校区となっている。【小森 星児】
[歴史]
摂津国尼崎の地名がみえるのは中世からで,それ以前は三国川(神崎川)の河口付近は[河尻]と呼ばれ,平安時代以来,瀬戸内海航路の起点として発展し,[神崎],杭瀬,大物(だいもつ)などの諸港が開けた。神崎の遊女は《遊女記》にえがかれて有名。…
※「大物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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