大翳(読み)オオカザシ

デジタル大辞泉 「大翳」の意味・読み・例文・類語

おお‐かざし〔おほ‐〕【大×翳】

近世宮中女房の用いた檜扇ひおうぎ大形に作って顔にかざして用いたところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「大翳」の意味・読み・例文・類語

おお‐かざし おほ‥【大翳】

〘名〙 江戸時代御所女性が用いた衵扇(あこめおうぎ)。大きく開いてかざしたところからいう。檜扇別称

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