奥城・奥津城・墓(読み)おくつき

精選版 日本国語大辞典 「奥城・奥津城・墓」の意味・読み・例文・類語

おく‐つ‐き【奥城・奥津城・墓】

〘名〙 (「つ」は「の」の意。「き」は構えて作ってある所の意。奥深い所にあって、外部からさえぎられた境域の意から) 墓所神道では神霊をまつってある所。神の宮居。おくつきどころ。おきつき。
万葉(8C後)一八・四〇九六「大伴遠つ神祖(かむおや)の於久都奇(オクツキ)はしるく標(しめ)立て人の知るべく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android