宮居(読み)ミヤイ

精選版 日本国語大辞典 「宮居」の意味・読み・例文・類語

みや‐い‥ゐ【宮居】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神が鎮座すること。また、その所。神社。
    1. [初出の実例]「神代より津もりの浦に宮居して経ぬらん年の限り知らずも〈藤原隆季〉」(出典:千載和歌集(1187)神祇・一二六一)
  3. 天皇が住むこと。また、その所。皇居。
    1. [初出の実例]「継躰天皇五年に山城国つづきにうつして十二年、其後乙訓に宮ゐし給ふ」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android