子安講(読み)コヤスコウ

デジタル大辞泉 「子安講」の意味・読み・例文・類語

こやす‐こう【子安講】

安産祈願のために、婦人が集まって子安神を祭る信心講。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「子安講」の意味・読み・例文・類語

こやす‐こう【子安講】

〘名〙 安産祈願のために、出産適齢期の婦人が集まってする信心講。十九夜講三夜講と結びついたものも多く、定期的に当番の家に集まって信心し、また、茶飲み話の間に知識情報を交換する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の子安講の言及

【子安神】より

…これに対して子安地蔵は路傍の石像が多く,東日本に多く見られる。また関東地方には子産み盛りの婦人たちにより組織され,子安さまを信仰している子安講が現在でもある。19日に行われるので十九夜講ともいう。…

※「子安講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android