干天の慈雨(読み)カンテンノジウ

デジタル大辞泉 「干天の慈雨」の意味・読み・例文・類語

かんてん‐の‐じう【干天の慈雨】

日照り続きのときに降る、恵みの雨。待ち望んでいた物事実現、困っているときにさしのべられる救いの手にたとえる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「干天の慈雨」の意味・読み・例文・類語

かんてん【干天】 の 慈雨(じう)

(ひでりつづきに降る待望の雨の意から) 待ち望むものがかなえられること、困難なときに救いに恵まれることのたとえ。
※遅過ぎた日記(1954)〈長与善郎マニラの停戦協定に思ふ「今日鮭カン詰一人当り五箇づつの配給がある。〈略〉何しろ之も旱天の慈雨で、一同大喜び」

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