後の仏(読み)ノチノホトケ

デジタル大辞泉 「後の仏」の意味・読み・例文・類語

のち‐の‐ほとけ【後の仏】

釈迦しゃか仏のあとを受けて出現する仏。弥勒仏みろくぶつのこと。
「あきらけく―の御代までも光伝へよ法のともし火」〈新拾遺釈教

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後の仏」の意味・読み・例文・類語

のち【後】 の 仏(ほとけ)

釈迦仏のあとをうける仏。すなわち、彌勒(みろく)仏の称。釈迦入滅後、五十六億七千万年ののち、この世に出現し一切衆生を済度するという。
仏足石歌(753頃)「釈迦の御足跡石に写し置き敬ひて乃知乃保止気(ノチノホトケ)に譲りまつらむ捧げまうさむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android