御代(読み)オダイ

デジタル大辞泉 「御代」の意味・読み・例文・類語


み‐よ【御代/御世】

天皇治世。また、その在位期間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御代」の意味・読み・例文・類語

み‐よ【御代・御世】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. 天皇の治世。また、その在位の期間。天皇治下の年代年数
    1. [初出の実例]「奉為池辺大宮御宇 天皇并在坐御世御世」(出典:法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
  3. 天皇をさしていう。
    1. [初出の実例]「今の御代には、いと親しくおぼされて、いと時の人也」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)

ご‐だい【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. 天皇による治世や、その在位の期間を敬っていう語。みよ。
  3. 身分の高い人の代理人御名代
    1. [初出の実例]「なかなかなにがでうすのごだいにあやまりをかくしまらせうぞ」(出典:こんふえっしょなりうむ(懺悔録)(1632)理非の所作に就いて)

ご‐よ【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 天皇を敬って、その治世や在位の期間をいう語。みよ。ごだい。
    1. [初出の実例]「余党の奴原を追なびかして、新院の御世(ゴヨ)となし」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)

お‐だい【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 代金をいう丁寧語

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