御代(読み)オダイ

デジタル大辞泉 「御代」の意味・読み・例文・類語

お‐だい【御代】

代金」の尊敬語美化語。「お代は見てのお帰り」
[類語]勘定会計支払い精算愛想あいそレジ代金清算決済料金愛想あいそ代価手数料月謝有料対価手間賃賃金使用料送料倉敷料原稿料入場料木戸銭授業料口銭湯銭運賃借り賃貸し賃宿賃店賃たなちん家賃間代部屋代室料席料席代下宿代場所代場代地代

み‐よ【御代/御世】

天皇治世。また、その在位期間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御代」の意味・読み・例文・類語

み‐よ【御代・御世】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. 天皇の治世。また、その在位の期間。天皇治下の年代年数
    1. [初出の実例]「奉為池辺大宮御宇 天皇并在坐御世御世」(出典:法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
  3. 天皇をさしていう。
    1. [初出の実例]「今の御代には、いと親しくおぼされて、いと時の人也」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)

ご‐だい【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. 天皇による治世や、その在位の期間を敬っていう語。みよ。
  3. 身分の高い人の代理人御名代
    1. [初出の実例]「なかなかなにがでうすのごだいにあやまりをかくしまらせうぞ」(出典:こんふえっしょなりうむ(懺悔録)(1632)理非の所作に就いて)

ご‐よ【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 天皇を敬って、その治世や在位の期間をいう語。みよ。ごだい。
    1. [初出の実例]「余党の奴原を追なびかして、新院の御世(ゴヨ)となし」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)

お‐だい【御代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 代金をいう丁寧語

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