釈教(読み)シャッキョウ

デジタル大辞泉 「釈教」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐きょう〔シヤクケウ〕【釈教】

釈迦しゃかの教え。仏教のこと。
和歌連歌俳諧で、仏教に関係のある題材を詠んだ歌や句。

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精選版 日本国語大辞典 「釈教」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐きょうシャクケウ【釈教】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 釈迦の教えの意 ) 仏教のこと。
    1. [初出の実例]「方今人情稍薄、釈教陵遅」(出典:続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅)
    2. [その他の文献]〔高僧伝‐七〕
  3. 和歌・連歌・俳諧で、仏教に関係のある題材。また、それを詠んだ歌や句。「後拾遺集」にはじめて部立が設けられ、「千載和歌集」では巻一九すべてが釈教歌にあてられた。「新古今和歌集」以後十三代集のすべてにこの部立が設けられる。
    1. [初出の実例]「釈教」(出典:後拾遺和歌集(1086)釈教)
    2. 「東武の会に盆を釈教とせず」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)故実)

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普及版 字通 「釈教」の読み・字形・画数・意味

【釈教】しやくきよう

仏教。

字通「釈」の項目を見る

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