御器を提げる(読み)ゴキヲサゲル

デジタル大辞泉 「御器を提げる」の意味・読み・例文・類語

御器ごき・げる

《椀を持って門に立ち、食を乞う意から》こじきになる。
「―・げる瑞相ずいさうかと𠮟って」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御器を提げる」の意味・読み・例文・類語

ごき【御器】 を 提(さ)げる

(飯椀を持って物乞いをする意から) 非人乞食になる。乞食をする。
浮世草子・好色盛衰記(1688)一「親仁さまざまの異見して追付五器(ごキ)さくるを見るやうなといはれしが」

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