精選版 日本国語大辞典 「打衣・擣衣」の意味・読み・例文・類語
うち‐ごろも【打衣・擣衣】
〘名〙 (「うちころも」とも)
※江帥集(1111頃)「うちごろも声遠し。衣うつをちの里人霧深みあるかなきかの声聞ゆなり」
② 語義未詳。下着の上に重ねて着る冬衣という。
※平家(13C前)一〇「僧どもも、みなうち衣の袖をぞぬらしける」
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