支人(読み)サエニン

デジタル大辞泉 「支人」の意味・読み・例文・類語

さえ‐にん〔さへ‐〕【支人】

仲裁人。さえびと。
「―踏んだは堪忍せぬ」〈浄・生玉心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「支人」の意味・読み・例文・類語

さえ‐にん さへ‥【支人】

〘名〙 喧嘩口論などを取りさばく人。仲裁人。さえびと。さいにん。
※波形本狂言・鎌腹(室町末‐近世初)「シテ先、にげ出る。女も跡にをい出す。さゑ人跡より出」

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