人跡(読み)ジンセキ

デジタル大辞泉 「人跡」の意味・読み・例文・類語

じん‐せき【人跡/人×迹】

人の足跡。人の通った跡。「―まれな深山

ひと‐あと【人跡】

人の通った足跡。じんせき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人跡」の意味・読み・例文・類語

じん‐せき【人跡・人迹】

  1. 〘 名詞 〙 人のあしあと。人の通ったあと。人の往来。ひとあし。
    1. [初出の実例]「人跡隔猶断、皎潔明月度」(出典:性霊集‐一〇(1079)九想詩・肪脹相)
    2. 「人跡稀に、雉兎蒭蕘の往かふ道、そこともわかず」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)石の巻)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

ひと‐あと【人跡】

  1. 〘 名詞 〙 人の通った足あと。じんせき。
    1. [初出の実例]「あらちの山と申すは、人あとたえて古木たてかれ」(出典:義経記(室町中か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む