書通(読み)しょつう

精選版 日本国語大辞典 「書通」の意味・読み・例文・類語

しょ‐つう【書通】

〘名〙 書状を送って、意志を通ずること。手紙をかよわすこと。文通
浮世草子男色大鑑(1687)一「いつぞは書通(ショツウ)に心を御しらせ申べしと、おもひ込しうちに」

かき‐かよわ・す ‥かよはす【書通】

〘他サ四〙 ものを書いて先方に伝える。手紙などを書いて、気持を通じさせる。
※宇津保(970‐999頃)楼上下「右のおとどは、さしがへりたるふみをぞかきかよはし給ふなる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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