栄螺の壺焼(読み)サザエノツボヤキ

デジタル大辞泉 「栄螺の壺焼」の意味・読み・例文・類語

さざえ‐の‐つぼやき【栄螺の×壺焼(き)】

サザエを殻ごと火にかけて焼いた料理。また、身を殻から出して細かく刻み、ミツバセリなどといっしょに殻に入れ、醤油しょうゆなどで味つけして煮たもの。つぼやき。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「栄螺の壺焼」の意味・読み・例文・類語

さざえ【栄螺】 の 壺焼(つぼやき)

料理の一種。サザエを殻のまま火にかけ、しょうゆなどで味つけしたもの。また、あらかじめ肉を取り出して、適当に切り、蒲鉾銀杏三葉などを加えて殻にもどし、しょうゆなどを注ぎ入れて焼いたもの。
浄瑠璃大職冠(1711頃)三「毎晩毎晩螺(サザヰ)のつぼやきあたたかなうまい所をくてしまひ」

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