(読み)キン

デジタル大辞泉の解説

きん【芹】[漢字項目]

人名用漢字] [音]キン(漢) [訓]せり
植物の名。セリ。「芹菜

せり【×芹】

セリ科の多年草。水辺や湿地に生え、高さ30~60センチ。茎には稜(りょう)があり、下部は地をはう。葉は羽状複葉。夏、白い小さな5弁花をつける。特有の香りがあり、食用春の七草の一。 春 花=夏》
[補説]セリ科の双子葉植物は、北半球温帯を中心に約3200種が分布。ミツバニンジンパセリセロリなど食用にするものや、ドクゼリなど有毒のものも含む。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せり【芹】

セリ科の多年草。春の七草の一。田の畦、小川の川岸などの湿地に自生し、また栽培もされる。茎は地をはい分枝して、高さ40センチメートル 内外となり羽状複葉を互生。夏、花茎を立てて白色の小花を密につける。全体に香気があって若苗を食用とする。根白草。 [季] 春。
[句項目] 芹摘む

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

芹 (セリ)

学名:Oenanthe javanica
植物。セリ科の抽水性多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せり【芹】

〘名〙 セリ科の多年草。日本の各地および朝鮮、中国、台湾などの湿地や溝に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。全体に無毛で、一種の芳香がある。茎には稜があり、下部は長く地を這う。根生葉には長い柄があり、基部はやや小さくて互いに重なる。茎葉は有柄で互生し、基部は茎を抱く。葉は二回羽状複葉。各小葉は狭卵形または披針形で両端は尖り、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。夏、葉に対生して長い花茎を伸ばし、先端に径三~五センチメートルの散形花序をつける。花茎は先端で一〇個ぐらいの小柄に分かれ、それぞれの先端にごく小さな白い五弁花を球状に密集してつける。春の七草の一つで、若い葉と茎を食用とする。漢名、水。しろねぐさ。《季・春》
▼せりの花《季・夏》
※書紀(720)天智一〇年一二月・歌謡「鮎こそは 島傍(しまへ)も良き え苦しゑ 水葱(なぎ)の下 制利(セリ)の下 吾は苦しゑ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

パッシングショット

テニスで、ネット際に進んできている相手のわきを抜く打球。パス。パッシング。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

芹の関連情報