デジタル大辞泉
「根に持つ」の意味・読み・例文・類語
根に持・つ
いつまでも恨みに思って忘れない。「昔の失言をまだ―・っている」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ね【根】 に 持(も)つ
① 恨みに思う。恨んで忘れない。心に
遺恨をいだく。遺恨に思う。根に抱く。
※俳諧・崑山集(1651)三「折とりし人や根に葉に餠つつし」
②
本来のものとして持つ。もともとから
自分のものとして所持する。身についている。
※浮世草子・万の文反古(1696)一「其上拾九貫目、親仁ゆづりの
借銭すます、根にもたぬ銀をかりあつめ、人の
手代をいたし候事口惜く候」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報