根岸兎角(読み)ねぎし とかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根岸兎角」の解説

根岸兎角 ねぎし-とかく

?-? 織豊-江戸時代前期の剣術家。
師岡一波(もろおか-いっぱ)に師事。師が病床にふすと看病をきらい,江戸に出奔一派をたて,微塵(みじん)流と称した。文禄(ぶんろく)2年(1593)これをいかった一波門の相弟子岩間小熊(おぐま)とたたかい,敗れた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例