楔状骨(読み)ケツジョウコツ

デジタル大辞泉 「楔状骨」の意味・読み・例文・類語

けつじょう‐こつ〔ケツジヤウ‐〕【×楔状骨】

足根骨一部。先は中足骨に、かかとのほうは舟状骨に連なる3個の骨。
蝶形骨ちょうけいこつ旧称

せつじょう‐こつ〔セツジヤウ‐〕【×楔状骨】

蝶形骨ちょうけいこつ

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精選版 日本国語大辞典 「楔状骨」の意味・読み・例文・類語

けつじょう‐こつ ケツジャウ‥【楔状骨】

〘名〙
① 足のかかと付近にある足根骨を構成する骨の一つ。第一、第二、第三の三個からなり、後方は舟状骨に、前方は中足骨につらなる。

せつじょう‐こつ セツジャウ‥【楔状骨】

〘名〙 =ちょうけいこつ(蝶形骨)〔生物学語彙(1884)〕

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世界大百科事典(旧版)内の楔状骨の言及

【頭骨】より

…後頭鱗の上半はまれに独立の骨をつくることがあり,これを頭頂間骨またはインカ骨という。蝶形骨sphenoid bone(os sphenoidale[ラテン])楔状骨(けつじようこつ)ともいう。頭蓋の底を占める複雑な形をした1個の骨。…

※「楔状骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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