足根骨(読み)ソッコンコツ

デジタル大辞泉 「足根骨」の意味・読み・例文・類語

そっこん‐こつ〔ソクコン‐〕【足根骨】

足首かかとを形づくる骨の総称。距骨・踵骨しょうこつ舟状骨楔状骨けつじょうこつ3個・立方骨の7個からなる。跗骨ふこつ

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精選版 日本国語大辞典 「足根骨」の意味・読み・例文・類語

そっこん‐こつソクコン‥【足根骨】

  1. 〘 名詞 〙 足首・かかとを形づくっている骨の総称。七個の小骨からなる。跗骨(ふこつ)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「足根骨」の意味・わかりやすい解説

足根骨
そっこんこつ

足首の骨格で、足骨(そっこつ)の後半部に位置し、7個の骨からなる。足根骨は手骨の手根骨に相当する。足根骨のなかでもっとも大きい踵骨(しょうこつ)は、いわゆる「かかと」をつくる骨で、ヒトではとくに発達している。直立姿勢をとったとき、片足にかかる体重半分はこの踵骨に、残りの半分は中足骨前端にかかる。また、踵骨にはアキレス腱(けん)も付着している。アキレス腱を踵骨腱ともよぶのは、このためである。

[嶋井和世]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「足根骨」の意味・わかりやすい解説

足根骨
そっこんこつ
tarsal bones

足関節に続く足根部にある短骨の総称。中足骨,指骨とともに足骨を構成している。足根骨は距骨,舟状骨,立方骨,踵骨,外側内側・中間楔状骨の7個の短骨でできている。

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