楠学問(読み)クスノキガクモン

デジタル大辞泉 「楠学問」の意味・読み・例文・類語

くすのき‐がくもん【×楠学問】

クスノキは、生長は遅いが大木となるところから》ゆっくりだが堅実に成長し、大成する学問。⇔梅の木学問

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「楠学問」の意味・読み・例文・類語

くすのき‐がくもん【楠学問】

〘名〙 (樟(くすのき)は生長は遅いが、着実に大木になるところから) 進歩は遅くても、堅実に成長して行く学問。⇔梅の木学問
※わらんべ草(1660)三「きやうなる者は、頼てかならず由断あり。ぶきようなる者は、わが身をかへり見、おくれじと嗜むゆへ、おひこす。〈略〉梅の木、楠の木学文と云事思ふべし」

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