極道・獄道(読み)ごくどう

精選版 日本国語大辞典 「極道・獄道」の意味・読み・例文・類語

ごく‐どう ‥ダウ【極道・獄道】

〘名〙
① (形動) 悪事を行なうこと。あるいは、身持ちが悪く素行のおさまらないこと。放埒(ほうらつ)なこと。放蕩(ほうとう)道楽にふけること。また、その人やそのさまをののしっていう。
浄瑠璃長町女腹切(1712頃)中「あのやうなごくどうと腐り合ふたお花が行末
他人をののしっていう語。
※浄瑠璃・根元曾我(1698頃)一「イヤめづらしやごくどう、某も用事有てとくより是に有つるが、近比ぞんざい千万也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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