デジタル大辞泉
「放埒」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ほう‐らつハウ‥【放埒】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 馬が馬場の周囲の柵である埒(らち)を放たれるというところから )
- ① 勝手気ままにふるまうこと。きまりやしきたりに従わないこと。また、そのさま。放縦。
- [初出の実例]「今夕雖レ可二参内一、所望放埒之由有二風聞一、仍不二出仕一」(出典:中右記‐嘉承元年(1106)三月一〇日)
- 「上手と言はれむ程の人は、地連歌にも放埒の悪き句をばせぬ事なり」(出典:筑波問答(1357‐72頃))
- ② ( ━する ) ふしだらな行ないをすること。身持が悪いこと。酒色にふけること。また、そのさま。放蕩。遊蕩。
- [初出の実例]「わが一門の人の放埒したるを、おもてぶせといへる」(出典:名語記(1275)五)
ほう‐らちハウ‥【放埒】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ほうらつ(放埒)
- [初出の実例]「但不住山之間、及二濫行放埒(ハウラチ)一者不レ可レ入レ之」(出典:高野山文書‐文永八年(1271)七月日・金剛峯寺年預置文案)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「放埒」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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