橋本虎之助(読み)はしもと とらのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本虎之助」の解説

橋本虎之助 はしもと-とらのすけ

1883-1952 明治-昭和時代前期の軍人
明治16年6月6日生まれ。ロシア大使館付武官などをへて,昭和7年関東軍参謀長,9年陸軍次官,10年近衛(このえ)師団長となるが,二・二六事件後予備役編入。12年満州国参議府副議長。陸軍中将。戦後,戦犯として中国に抑留中ハルビンで昭和27年1月26日死去。68歳。愛知県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の橋本虎之助の言及

【建国神廟】より

…建国神廟の祭祀のために,満州国には日本古代の神祇官に似た祭祀府が置かれた。祭祀府は皇帝に直属し,国務院,参議府と並ぶ大官庁で,その総裁には元関東軍参謀長の橋本虎之助が就任した。3月1日の建国祭,7月15日の元神祭を大祭とした。…

※「橋本虎之助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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