デジタル大辞泉 「正無し」の意味・読み・例文・類語 まさ‐な・し【正無し】 [形ク]《「予想される通常の状態ではない」の意を表す語》1 好ましくない。みっともない。ぐあいが悪い。「声高になのたまひそ…、いと―・し」〈竹取〉2 よろしくない。いけない。「何をか奉らむ、まめまめしき物は―・かりなむ」〈更級〉3 普通でない。尋常でない。「いとかう―・きまで、いにしへの墨書きの上手ども跡をくらうなしつべかめるは」〈源・絵合〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例