デジタル大辞泉
「水仕」の意味・読み・例文・類語
みず‐し〔みづ‐〕【水仕】
台所で水仕事をすること。また、それをする下女。水仕女。
「これが当れば、お前にだって―はさしちゃ置かん」〈秋声・足迹〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
みず‐し みづ‥【水仕】
〘名〙 (「
御厨子」を「水仕」と解したところから) 台所で、
煮炊き、
水汲み、食器洗いなどをすること。水仕事をすること。また、それをする下女。
水仕女。
※
説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一〇「さて
百人のながれのひめがありけるが、そのしものみづしはの、十六人してつかまつる」
※人情本・花筐(1841)五「
先非を悔ひ歎き、たとへ炊業
(ミヅシ)の業をしても」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報