油煙形(読み)ユエンガタ

デジタル大辞泉 「油煙形」の意味・読み・例文・類語

ゆえん‐がた【油煙形】

炎の形に似た曲線を組み合わせた、上端のとがったアーチの形。欄間・塀などの穴の形として用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油煙形」の意味・読み・例文・類語

ゆえん‐がた【油煙形】

〘名〙
油煙墨を作るときに用いる型。
② 油煙墨の型を連想させる形状。上端のとがった短いアーチの形を上部にして、左右対称の曲線で構成されるもの。建築金物や甲冑類の双鋲の座にみられる。〔紙上蜃気(1758)〕

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