洋銀(冶金)(読み)ようぎん

百科事典マイペディア 「洋銀(冶金)」の意味・わかりやすい解説

洋銀(冶金)【ようぎん】

洋白とも。ニッケル6〜35%,亜鉛15〜35%,残りが銅の,種々の組成をもつ合金総称。機械的性質,耐熱性,耐食性がよい。ニッケル量の多いものは銀白色,少ないものは黄をおびた灰色食器装飾品建築などに使用。また高ニッケルのものはばね材料として利用される。
→関連項目銅合金分銅

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