浅鍋(読み)アサナベ

デジタル大辞泉 「浅鍋」の意味・読み・例文・類語

あさ‐なべ【浅鍋】

底の浅い土鍋焙烙ほうろく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浅鍋」の意味・読み・例文・類語

あさ‐なべ【浅鍋】

〘名〙
① 底の浅い鍋。特に、素焼きの土鍋。焙烙(ほうろく)わさ鍋
※続詞花(1165頃)物名「あさなべのここちこそすれ千早ぶるつくまの神の祭ならねど〈藤原教長〉」
② ①の形をした釣り花入れ
南方録(17C後)滅後「この坊に給りたるあさなべは、勿論床の真中にくさりを長くしてつられし也」

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